#58 今の時期に大切なこと・・・
夏休みも終わり、2学期もスタート。これから、小学校の行事もたくさん
あります。
日曜日は会場模試などもあり、また学校説明会や、文化祭もあって、親子
共々忙しい日々を送ることになりますよね。
受験生もだんだん真剣に取り組むようになってきます。
男の子はちょっと遅いですが・・・(笑)
子どもにとっても、色々とやることがあって大変なのは事実。受験もあと何
日なんて言われたり、体力的にも、精神的にも大変です。
そんな時だからこそ、子どもの様子をよ?く見ていて下さいね。
テストの点数や偏差値ばかりに目がいきがちですが、
今の大切な時期だからこそ、あたたかくサポートしてあげて下さいね。
今までより、話をあまりしなくなったな?とか、お弁当を残すようになった
な?とか・・お腹が痛くなることが多くなったな?とか・・・
ちょっとした変化を見逃さないように・・・
ちょっとでも変化を感じることがあったら、何気なく話しかけて、子どもの
気持を吐き出させて下さい。
そして、よ~く聞いてあげてください。
そしてちょっとゆっくりさせてあげて下さい。
志望校が具体的に決まり、合格する可能性が何パーセントなんて出てきて
しまうと、親の方が焦ったり、不安でいっぱいになってしまって、そのい
らだちを子どもに向けてしまう事がありますよね。
結構、きつい言葉をかけてしまうんですね・・・これが・・・
「こんな成績じゃ合格できないわよ」とか・・・
挙句の果てに「受験なんてやめてしまいなさい」なんてね・・・
こんなことを言われた子供は、相当きついですよ~。
テストの結果は子供も見て、不安に思っているんです。
なのに、怒られたら、どうしていいのかわからなくなりますよね。
テストの結果を見て、カーッとなった時はまず子どもの立場に立って、
子どもの気持を考えて下さいね。
小さな体で、大きな山を乗り越えようとしているんです。
わかっているんだけど、冷静になれないわ・・という人は、自分の顔が鬼の
ようになっていることを想像してください。(一番いいのは自分の顔を鏡で
見るといいんですけどね・・・恐ろしいですよ。)
テストの点数はとりあえず、おいといて・・・
まずはテストが無駄にならないようにしましょうね。
どんな問題が出来なかったのか、計算ミスか、知識不足か、時間が足りなか
ったのか、問題の読み間違えか・・・それとも、緊張してしまったのか・・
子どもと一緒に考えてみて下さい。
こういうところで、親としての力を発揮しましょうね。
失敗は次の結果につなげて下さいね。
子供のやる気に影響するのは、やはり親の「小言」です。
うちの子、やる気がなくて・・・という方・・まずは自分の言動をチェック!
温かく応援しましょうね。
ある私学の校長先生が言っていました。
「子どもたちは馬ではないので、叩いたってやらないし、モチベーションを持
った子が強い。なぜ勉強するのかという動機づけをもたせることが最も大事。
親や教師が怒って、子どもの学力が伸びたためしはありません。」
さあ、何事もプラス思考で頑張って!!